自宅の外壁をリフォームしました。
2020/11/06
東近江市の自宅の外壁をリフォームしました。
自宅は、築30余年、木造2階建てで、屋根はいぶし瓦、外壁は焼き板と、従来の日本建築の様式そのままの純和風建築です。
築30年を超えますと、外壁にもあちこち傷みがでてきます。
今回のリフォームは、南面で日光よく当たり、焼き板の劣化も著しく、焼き板が薄くなり、実(さね)の部分が割れたりで
雨漏りも起こっていました。
今回、リフォームに至る経緯としましては、今年の7月の暴風雨で、以前からあった押入の天井からの雨漏りが心配になり
また、保険で修繕できないか、保険屋さんとの協議の中で(経年劣化)という評価が下され、今後の台風などに対応する為
今現在、雨漏りの部分だけは、完全に補修するべく、建てていただいた大工さんにお願いすることにしました。
今回の工事の内容としましては、現在の焼き板を剥ぎ取り、50mmのグラスウールを充てんし、冬の寒さに少しでも抵抗しようと考えました。
そして、透湿防水シートには、遮熱の効果があるタイベックのアルミ被膜のついたものを貼っていただきました。
それで室温がどれだけ変わるのかは今後の観察です。
今回の自宅の外壁リフォームと、先日の外壁リフォームから考察するに、築30年を経過した日本建築の外壁の焼き板は、塗装より
張り替えすべきであると考えます。
理由は、焼き板の劣化が顕著で、年輪部分が浮き上がって、他の部分が痩せてしまって薄くなっていて、塗装に費用を掛けた所で数年後には
張替えを余儀なくされる可能性が高いという事。
外観としましては、塗装すればそれなりに綺麗に見えます。若干耐用年数の工場すると考えてもいいかもわかりません。
ただ、その費用をかけてどれだけ伸びるのかは疑問です。
もし、塗装して耐用年数を伸ばすというのであれば、張ってから10年~15年の木がまだしっかりしていると言える時期のうちにすべきだろうと考えます。
もし、これをご覧の方で、築30年を経過して、外壁焼き板の張り替えをご検討中の方又は雨漏りにお困りの方は、そろそろ外壁焼き板の張り替えを
ご検討されてはいかがでしょうか。
現在では、焼き板の内側には雨が浸入しないよう、透湿防水シートを張る事が、標準となりつつあります。
お困りの際はぜひ、弊社にご相談ください。
どうぞよろしくお願い致します。