スマートハウス講演会①
2020/09/18
リフォーム設計滋賀代表の池戸です。
先日行ってきました
スマートハウスの講演会の中で、スマートハウスに限らず、リフォームの考え方の
一助になればと思いましたので、参考にしてください。
人が家を建てて、住み続けていく中で、家族の成長や、老化に伴い、リフォームをする事になります。
そのリフォームですが、将来に備えることができても、将来に合わせたものにはできません。
なので、そのリフォームする時期に、何が一番必要かを考え、実現する事が大切です。
人は、リフォームをする際、必要な事柄に対して(例えば、設備の老朽化や雨漏り)は
惜しみなくお金をかけるのに、便利という機能に対しては、『少しガマンすればいいか』
なんて思って、後回しになっていませんか?
例えば、毎日雨戸を開け閉めするご家庭があるとします。もし、電動シャッターにすれば、
重い雨戸を開け閉め、重いシャッターを開け閉め。お隣が近かったら、雨戸を開けるために
お化粧したり、服を着替えたり。いちいちカーテンを開けて、窓を開けて、網戸を開けて
雨戸を閉めて、網戸を閉めて、窓を閉めて、カーテンを閉める。
もしかしたら、1日たった数秒かもしれない。でも、全部の雨戸、365日開けたり閉めたり。
そのうち動きも悪くなって、年もとって。・・・などなど。
でも、電動シャッターに替えたら、カーテンも閉めたままでいいから、裸のままでも
リモコン一つでシャッターを開けられます。重くもないし、年老いてもできる。
いろいろ考えたときに、窓の断熱を考えたとき、ついでに雨戸をリフォームして、便利に。
の様に、リフォームする際は、その周辺まで目を配って、便利に変えていく。
便利という機能もリフォームを考える上で必要な事の一つではないかと考えます。